基板専用の撮影ボックスを作った

LEDテープを使って、基板撮影専用の撮影ボックスを作ったので、紹介します。

基板専用撮影ボックス

amazonで検索すると、小物を撮影するための撮影ボックス(ライティングボックス)が色々出てきます。

これらの撮影ボックスは、みな、被写体を横とか、斜め上から撮影する様に設計されています。しかし、電子基板を、部品配置がはっきり分かる様に撮影したい場合は、基板の真上からマクロ撮影したいので、市販の撮影ボックスは使用できません。

それで、大き目のタッパの内面にLEDテープを張って、基板を四方から照明する、基板撮影専用の撮影ボックスを自作しました。

基板専用撮影ボックス

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タッパの底にはコピー用紙を切って敷いてあり、その上に基板をおいて撮影します。撮影した写真のサンプルをお見せします。

自作撮影ボックスで撮影した基板のサンプル

基板全面が、均一な照度で照明されているのが分かるでしょうか。

今までは、蛍光灯のアームライトを使って撮影していたのですが、基板の真上近くから照らすと、基板がてかって、とても見にくい写真になりました。

かといって、斜めから照らすと、基板が均一に照明されず、明るさのグラデーションができます。

参考までに、蛍光灯のアームライトを使って撮影した写真も掲載します。(前回の記事に掲載した写真です)

試作したI2C接続のキーパッド

基板の上の部分が少してかっており、下の方は暗くなっているのが分かるでしょうか。

今回、LEDテープで横側の四方から簡単に照明できる様になり、基板が綺麗に撮影できる様になったので、うれしいです。

ところで、基板用撮影ボックスの製作に使ったLEDテープですが、amazonでとっても安く売っていました。

送料込みで、210円でした。どうせ中国から発送されるんだろうと思っていたら、国内から発送されて、すぐに到着しました。どうしてこれで採算がとれるのか、理解ができません。

なお、購入したLEDテープ(5m)に12Vを印加すると、約1A流れました。今回は購入したLEDテープの7割がたを使ったので、0.7A程度の消費電流となりました。

しなぷすの写真作品へのリンク
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