Serial.print関数に準じる。
Ver. 0.22以降
ハードウェアシリアルで出力する際に使うSerial.print関数と同じ機能を、MGLCDライブラリで使う場合に使用する関数である。
LCDに人が読めるASCIIテキストとしてデータを表示する。引数の型に応じて、色々な働きをする。整数型を引数に取ると、人が読める形で数字を表示する。浮動小数点型を引数に渡すと、デフォルトで小数点以下2桁の小数としてする。byte型は、一文字として表示する。char型と文字列はそのまま表示する。
整数型と浮動小数点型を第1引数に渡す場合、オプションの第2引数を指定することもできる。整数型が第1引数の場合、第2引数で基数を指定する事ができる。使える基数はBIN(2進数)、OCT(8進数)、DEC(10進数)、HEX(16進数)である。浮動小数点型が第1引数の場合、オプションの第2引数で、小数点以下の桁数を指定できる。
また、Fマクロを使うことにより、フラッシュメモリに格納した文字列を渡すこともできる。
詳細については使用例と、ArduinoオフィシャルページのSerial.print関数の説明を参照すること。
Serial.print関数に準じる。
表示した文字数を返す。
#include <MGLCD.h> MGLCD_serial MGLCD(&Serial,500000); // Serialを500kbpsで使う void setup() { while(MGLCD.Reset()); // LCDの初期化 MGLCD.print(78); // "78"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print(1.23456); // "1.23"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print('N'); // "N"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print("Arduino"); // "Arduino"を表示 MGLCD.println(); MGLCD.print(78,BIN); // "1001110"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print(78,OCT); // "116"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print(78,DEC); // "78"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print(78,HEX); // "4E"を表示 MGLCD.println(); MGLCD.print(1.23456,0); // "1"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print(1.23456,2); // "1.23"を表示 MGLCD.print(' '); MGLCD.print(1.23456,4); // "1.2346"を表示 MGLCD.println(); MGLCD.print(MGLCD.print(F("Hello World! "))); // "Hello World! 13"を表示 } void loop() { }