TwiKeypadライブラリユーザーマニュアル(1)

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2017年04月29日 公開。

TwiKeypadライブラリの使い方を解説します。

目次

1. ライブラリのダウンロードの方法 … 1ページ
2. ライブラリのインストールの方法 … 1ページ
2-1. Arduino IDE 1.0.5以降で使えるインストール法 … 1ページ
2-2. すべてのArduino IDEで使えるインストール法 … 1ページ
2-3. インストールされた事を確認する方法 … 1ページ
3. ライブラリのアンインストールの方法 … 1ページ
4. キーを読み取るスケッチを動かしてみる … 2ページ
5. キーを読み取るスケッチの解説 … 2ページ
6. キーバッファについて … 2ページ
6-1. キーバッファの働き … 2ページ
6-2. キーバッファの動作の確認 … 2ページ
7. TwiKeypadライブラリの主な関数 … 3ページ
7-1. WaitForChar関数 … 3ページ
7-2. GetKey関数 … 3ページ
7-3. GetChar関数 … 3ページ
7-4. GetKeyNum関数 … 3ページ
7-5. GetKeyState関数 … 3ページ
7-6. SetRepeat関数 … 3ページ
8. 複数のキーパッドを使用する方法 … 4ページ
8-1. キーパッドの配線法 … 4ページ
8-2. スケッチの作り方 … 4ページ

1.ライブラリのダウンロードの方法

TwiKeypadライブラリのダウンロードの方法を説明します。

TwiKeypadライブラリのページのダウンロードの章で、必要なバージョンのライブラリのZIPファイルへのリンクをクリックしてください。(図1参照)

図1、TwiKeypadのダウンロード
図1、TwiKeypadのダウンロード

ファイルをダウンロードすると、TwiKeypad_xxx.zipというファイル名で、ライブラリがダウンロードされます。(xxxにはバージョンに応じた数字が入ります)

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2.ライブラリのインストールの方法

TwiKeypadライブラリのインストールの方法について説明します。

Arduino IDE 1.0.5以降をお使いの方は、ダウンロードしたZIPファイルを展開せずにそのままインストールする事ができます。Arduino IDE 1.0.5以降で使えるインストール法をお読みください。

Arduino IDE 1.0.4以前をお使いの方は、ダウンロードしたZIPファイルを展開してからインストールする必要があります。すべてのArduino IDEで使えるインストール法をお読みください。

2-1.Arduino IDE 1.0.5以降で使えるインストール法

Arduino IDEを起動し、スケッチ→ライブラリをインクルード→.ZIP形式のライブラリをインストール...メニュー(バージョンによっては、スケッチ→ライブラリを使用→ライブラリをインストール...メニューやスケッチ→ライブラリを使用→Add Library...メニューなど表記が異なっています)を選択すると、インストールするZIPファイルの選択画面になります。(図2~図5を参照)

図2、「スケッチ→ライブラリをインクルード→.ZIP形式のライブラリをインストール」メニューを選択(Arduino IDE 1.8.0の場合)
図2、「スケッチ→ライブラリをインクルード→.ZIP形式のライブラリをインストール」メニューを選択(Arduino IDE 1.8.0の場合)
図3、「スケッチ→ライブラリを使用→ライブラリをインストール」メニューを選択(Arduino IDE 1.7.10の場合)
図3、「スケッチ→ライブラリを使用→ライブラリをインストール」メニューを選択(Arduino IDE 1.7.10の場合)
図4、「スケッチ→ライブラリを使用→Add Library...」メニューを選択(Arduino IDE 1.0.5の場合)
図4、「スケッチ→ライブラリを使用→Add Library...」メニューを選択(Arduino IDE 1.0.5の場合)
図5、インストールするライブラリのZIPファイルの選択画面
図5、インストールするライブラリのZIPファイルの選択画面

ZIPファイルの選択画面でTwiKeypad_xxx.zipを選択し、開くボタンをクリックすれば、TwiKeypadライブラリがインストールされます。

2-2.すべてのArduino IDEで使えるインストール法

Arduino IDE 1.0.4以前には、ライブラリのZIPファイルを展開しないままインストールする機能は搭載されていません。そのため、先ほど説明したインストール法ではインストールできません。ここでは、Arduino IDE 1.0.4以前を含め、すべてのArduino IDEで使えるインストール法を説明します。

ダウンロードしたZIPファイルを、何らかのツールを用いて展開してください。そうすると、TwiKeypadフォルダが出てきます。(図6参照)

図6、TwiKeypad_xxx.zipを展開して出てくるTwiKeypadフォルダ
図6、TwiKeypad_xxx.zipを展開して出てくるTwiKeypadフォルダ

スケッチを保存するフォルダ(Windowsの場合はドキュメント\Arduino)の中にあるlibrariesフォルダに先ほどのTwiKeypadフォルダをコピーすれば、インストールは完了です。(図7参照)

注:スケッチを保存するフォルダ内にlibrariesフォルダがないなら、librariesフォルダを作ってから、その中にTwiKeypadフォルダをコピーします。

図7、librariesフォルダにTwiKeypadフォルダをコピーする
図7、librariesフォルダにTwiKeypadフォルダをコピーする

もしスケッチを保存するフォルダの位置が分からない場合は、ファイル→環境設定メニューを選べば、スケッチブックの保存場所の欄に、スケッチを保存するフォルダの位置が、古パスせ表示されます。(図8、図9参照)

図8、「ファイル→環境設定」メニューを選択
図8、「ファイル→環境設定」メニューを選択
図9、スケッチを保存するフォルダの位置を確認
図9、スケッチを保存するフォルダの位置を確認

2-3.インストールされた事を確認する方法

TwiKeypadライブラリがインストールされた事を確認するには、スケッチ→ライブラリをインクルードメニュー(Arduino IDEのバージョンによってはスケッチ→ライブラリを使用メニュー)を選んでください。正常にインストールされていれば、ライブラリの選択肢の中にTwiKeypadライブラリが出てきます。(図10参照)

図10、TwiKeypadライブラリがインストールされた事を確認
図10、TwiKeypadライブラリがインストールされた事を確認

3.ライブラリのアンインストールの方法

TwiKeypadライブラリを使わなくなった場合は、アンインストールをすると、Arduino IDEのメニューにTwiKeypadライブラリが出てこなくなり、メニューが整理できます。

また、新しいバージョンのTwiKeypadライブラリをインストールするには、前もって古いバージョンをアンインストールする必要があります。

TwiKeypadライブラリをアンインストールするには、スケッチを保存するフォルダの中のlibrariesフォルダ(Winsowsの場合は、ドキュメント\Arduino\librariesフォルダ)を開き、TwiKeypadフォルダを削除してください。(図11参照)

図11、TwiKeypadを削除
図11、TwiKeypadを削除

次のページでは、キーを読み取るスケッチを動かします。

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