「LCDモジュール」の解説

LCDモジュールは液晶モジュールとも呼ばれ、液晶ディスプレイを構成する液晶パネル、駆動回路、電源回路、バックライト用光源などの部品を、一つの部品として集積した物を指します。

LCDモジュールは、比較的安価で、薄型、低消費電力なので、組み込み機器の他、電子工作の部品としてもよく使われます。

文字を表示するのに特化したキャラクタLCDモジュール(写真1)と図形やイラストなども表示できるグラフィックLCDモジュール(写真2)に大別できます。

また、駆動回路などの集積の仕方によって、プリント基板を使うCOB型と液晶パネルのガラス基板上に集積してしまうCOG型に分類されます。(写真3参照)

詳細については、液晶ディスプレイの項をご覧ください。

↑ 画像をクリックすると拡大

写真1、マイコンでキャラクタLCDモジュールを制御した例

↑ 画像をクリックすると拡大

写真2、グラフィックLCDモジュールを搭載したArduino用のシールドの例

↑ 画像をクリックすると拡大

写真3、COB型(左)とCOG型(右)のLCDモジュール

関連用語

• COB型
• COG型
• LCD
• キャラクタLCDモジュール
• グラフィックLCDモジュール
• 液晶ディスプレイ

関連ページ

• Wikipediaの「液晶ディスプレイ」のページ
• 液晶ディスプレイの仕組み（１）
  「光と色と」というブログ内の液晶ディスプレイの解説
• MGLCDライブラリ
  ArduinoでグラフィックLCDを簡単に使える様にするためのライブラリ。
• KanaLiquidCrystalライブラリ
  LiquidCrystalライブラリを拡張して、半角カナの文字化けをなくしたライブラリ。
• AQM1248Aを使ったArduino用シールド2種
  小型グラフィックLCDのAQM1248Aを使ったArduino用シールドの製作。信号レベル変換回路内蔵。
• ArduinoでグラフィックLCDを動かす(AQM1248A編)
  128×48ピクセルの小型グラフィックLCD、AQM1248Aの制御法について基礎から解説。
• ArduinoでグラフィックLCDを動かす(S12232ZA編)
  122×32ピクセルの安価なグラフィックLCD、S12232ZAの制御法について基礎から解説。
• ArduinoでグラフィックLCDを動かす(SG12232C編)
  122×32ピクセルのグラフィックLCD、SG12232Cの制御法について基礎から解説。
• ArudinoでグラフィックLCDを動かす(SG12864ASLB-GB編)
  128×64ピクセルのグラフィックLCD、SG12864ASLB-GBの制御法について基礎から解説。
• Arduino用122X32モノクログラフィックLCDシールド(Rev.C)の製作
• LCDモジュールを使ったレベルメータの製作
  Arduinoや互換機とグラフィックLCDで作るレベルメータ。波形表示機能あり。
• ArduinoとGLCDでEtch A Sketchを作る
• 128×64モノクログラフィックLCDシールドサポートページ
  組み立て済みで、購入後すぐに使える128×64ピクセルのモノクログラフィックLCDシールド。

このサイトの記事が本になりました

書名：Arduino 電子工作

ISBN:978-4-7775-1941-5

→工学社の書籍の内容の紹介ページ

本のカバーの写真か書名をクリックすると、Amazonの書籍購入ページに移動します。

このサイトの中の人が書いた本です。

書名：電子工作で学ぶ論理回路入門

ISBN:978-4-7775-2280-4

→工学社の書籍の内容の紹介ページ

→この本の紹介記事

本のカバーの写真か書名をクリックすると、Amazonの書籍購入ページに移動します。