Arduino用122X32モノクログラフィックLCDシールド(Rev.B)の製作(2)
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5.ICSP端子を使ってブートローダを書き込む
Rev.B基板にはICSP(In-circuit serial programming)端子があり、ブートローダを書き込んでいないATmega328Pを実装しても、後からブートローダを書き込めるようになっています。以前製作したブートローダライタシールドを使って実際にブートローダを書き込む手順を説明します。
【手順1】 ブートローダライタシールドをArduino Unoに装着し、SW1をAUTO RESET側に設定する。
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写真5、シールドをArduino Unoに装着し、SW1をAUTO RESET側に設定
【手順2】 Arduino UnoとパソコンをUSBケーブルで接続する。
【手順3】 スケッチの例からArduioISPのファームウェア(スケッチ)を開く
図2、ArduioISPスケッチを開く
【手順4】 ツール→マイコンボードメニューでArduino Unoを選択する
図3、Arduino Unoを選択する
【手順5】 ツール→シリアルポートメニューでArduino Unoのポート番号(COM番号)を指定する
注:下の図ではCOM15を選んでいますが、皆さんの環境に合わせて、COM番号を選んでください。
図4、ポート番号を指定する
【手順6】 Arduino UnoにArduinoISPのスケッチを書き込む
図5、スケッチを書き込む
ArduinoISPのスケッチが正常に書き込めると、HeartbeatのLEDが明るくなったり暗くなったりを繰り返します。
写真6、HeartbeatLEDの点滅
【手順7】 SW1をKILL RESET側に切り替える
【手順8】 ブートローダライタシールドのICSP端子とグラフィックLCDシールドのICSP端子をケーブルでつなぐ
ブートローダライタシールドのICSP端子とグラフィックLCDシールドのICSP端子の対応する番号のピン(1番ピン同士、2番ピン同士…)をそれぞれつなぎます。
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写真7、ICSPケーブルで接続
注:このとき、グラフィックLCDシールドには、LCDを搭載していても、していなくても、構いません。グラフィックLCDシールドにはArduinoに搭載しないでください。
【手順9】 ツール→書込装置メニューでArduino as ISPを選ぶ
図6、Arduino as ISPを選ぶ
【手順10】 ツール→ブートローダを書き込むメニューを選び、ブートローダーを書き込む
図7、ブートローダーを書き込む
ブートローダの書き込み中は、ProgrammingのLEDが点灯します。
写真8、ProgrammingのLEDの点灯
しばらくすると、ブートローダが書き込めるはずです。
図8、書き込み終了時のメッセージ
ブートローダの書き込みが終わったら、ProgrammingのLEDは消えます。
写真9、ProgrammingのLEDの消灯
【手順11】 ICSP端子に接続していたケーブルをはずす
続けて別のグラフィックLCDシールドにブートローダを書き込む場合は、新しいグラフィックLCDシールドのICSP端子をケーブルで接続し、手順10を実行すればOKです。
次のページでは、ATmega328Pにファームウェアを書き込みます。
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