Arduinoのアクリルケースを買って組み立てた(1)

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2015年10月19日 公開。
買って組み立てたアクリルケース
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買って組み立てたアクリルケース

目次

1. はじめに … 1ページ
2. Arduino Uno用アクリルケース … 1ページ
3. Arduino Mega 2560用アクリルケース … 2ページ

1.はじめに

先日、日本橋に買い物に行った時に、Arduino用のアクリルケースのキットを買いました。買ったのは、Arduino Uno用のケースのキットと、Arduino Mega 2560用のケースのキットの2種類です。それぞれのキットの組み立ての様子や使用感などを報告します。

2.Arduino Uno用アクリルケース

Arduino Uno用アクリルケースのキット(正式な商品名はArduino Uno R3用アクリルエンクロージャ)のパッケージの外観を次に示します。

写真1、Arduino Uno用アクリルケースキット(表)
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写真1、Arduino Uno用アクリルケースキット(表)
写真2、Arduino Uno用アクリルケースキット(裏)
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写真2、Arduino Uno用アクリルケースキット(裏)

全部の部品を並べると、次の写真の様になります。アクリルの部品には、保護用の紙シートが付いています。

写真3、Arduino Uno用ケースの全ての部品
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写真3、Arduino Uno用ケースの全ての部品

これ以降、組み立てる過程の写真を順に掲載していきます。

まず底面パネルに、長短2種類ある内の短い方のネジを4本通します。ネジは、M2X10mmのナベネジでした。

写真4、底板に短いネジを4本通す
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写真4、底板に短いネジを4本通す

次に、ネジに樹脂スペーサを通して、底面パネルとArduinoの基板の間のスペースを確保します。面白い事に、この透明のスペーサは、市販されている物ではなく、アクリルをレーザーカットして作ったものでした。

写真5、ネジにスペーサを通す
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写真5、ネジにスペーサを通す

Arduino Unoにある、4つの固定用の穴にネジを通し、ナットで固定します。その際、前面パネルを同時に取り付けます。前面パネルの凸部が、底板の四角い穴にはまって固定されるようになっています。

写真6、Arduino Unoを取り付ける
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写真6、Arduino Unoを取り付ける

底面パネルに長い方のネジを通し、左右の側面パネルと背面パネルを取り付けます。長い方のネジは、M2×20mmでした。

写真7、ネジ、側面パネルと後面パネルの取り付け
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写真7、ネジ、側面パネルと後面パネルの取り付け

上面パネルをかぶせて、ナットで固定すれば完成です。ただ、ナットを止める作業が意外と難しかったです。ネジをポロっと落とした事が何度も・・・。

写真8、ナットを止めて完成
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写真8、ナットを止めて完成

では、完成したケースを色々なアングルから見てみましょう。

写真9、左側面パネル側から撮影した写真
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写真9、左側面パネル側から撮影した写真
写真10、背面パネル側から撮影した写真
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写真10、背面パネル側から撮影した写真
写真11、右側面パネル側から撮影した写真
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写真11、右側面パネル側から撮影した写真
写真12、上面パネル側から撮影した写真
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写真12、上面パネル側から撮影した写真
写真13、底面パネル側から撮影した写真
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写真13、底面パネル側から撮影した写真
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Arduino Unoをアクリルケースに入れた状態で、Arduino Uno用ブートローダライタシールドを装着すると、次の様になります。

写真14、シールドを装着し、上面から撮影した写真
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写真14、シールドを装着し、上面から撮影した写真
写真15、シールドを装着し、背面から撮影した写真
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写真15、シールドを装着し、背面から撮影した写真

シールドのピンヘッダが、若干ピンソケットから浮きますが、不安定感はありません。

きれいなケースが手に入り、満足しているのですが、気になる点をあえて何点か指摘しておきます。

まず、リセットスイッチが押しにくくなったのが、一番のデメリットです。アクリルケースの、リセットスイッチの上部にあたる部分には、穴が設けられてはいますが、指が入るほど大きくはありません。ドライバーの先端などで、リセットスイッチを押す必要があります。

写真16、押しにくくなったリセットスイッチ
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写真16、押しにくくなったリセットスイッチ

また、アクリルケースの底面パネルから、ナベネジの頭が飛び出しているのも、少し問題です。このまま使うと、机に傷が付きそうなので、別途ゴム足などをつける必要があります。

写真17、底面パネルから飛び出したネジの頭
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写真17、底面パネルから飛び出したネジの頭

さらに、ケースの4隅のネジは、強く締めると上面パネルと底面パネルが反ってひずみます。特に、リセットスイッチ付近は、上面パネルに強度がありませんから、ひずみやすくなっています。ケースが歪まないように、ナットを締め付ける強さを加減すると、知らない内にナットが緩んでいたりします。

写真18、ネジの締め付けによるパネルのひずみ
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写真18、ネジの締め付けによるパネルのひずみ

ところで、上面パネルの一部に、レーザーカットした2つの穴が、かなり接近した部分がありました。1mm未満の幅で、うまく板を残せているので、加工精度に感心しました。長方形の方の穴には、側面パネルの凸部を挿入するのですが、破損する事はありませんでした。

写真19、上面パネルで、2つの穴が接近した部分
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写真19、上面パネルで、2つの穴が接近した部分

次のページではArduino Mega2560用のケースの話をします。

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