SetInvertMode関数

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書式

int8_t SetInvertMode(uint8_t mode)

対応オブジェクト型

対応バージョン

Ver. 0.22以降

説明

画面を白黒反転させるかどうかを設定する。引数modeにMGLCD_NON_INVERTを渡すと、画面を白黒反転させない標準モードとなる。引数modeにMGLCD_INVERTを渡すと、画面を白黒反転させるモードになる。

SetInvertMode関数を呼び出して画面を白黒反転させる場合、SetInvertMode関数を呼び出した時に、画面全体が白黒反転するわけではない。SetInvertMode関数の呼び出し以降の表示が、白黒反転するだけである。よって、画面描画の一部だけを白黒反転することが可能である。詳しくは、使用例を参照のこと。

画面全体を白黒反転して描画させたい場合は、スケッチの最初にSetInvertMode関数を呼び出し、直後にClearScreen関数を呼び出すと良い。

一部のLCDモジュールでは、画面の全体を反転するInvertDisplay関数を使えるので、そちらも参照する事。

引数

返り値

関数の呼び出しに成功すると0を、失敗すると負の値を返す。関数呼び出しの失敗の原因としては、引数modeに不正な値を渡した場合や、シリアル回線経由でLCDを制御している場合では、回線のエラーが考えられる。

使用例

#include <MGLCD.h>

MGLCD_serial MGLCD(&Serial,500000); // Serialを用いて500kbpsで通信

void setup()
{
  while(MGLCD.Reset(MGLCD_INVERT)); // 白黒反転モードでLCDを初期化
  MGLCD.println("INVERT");
  MGLCD.SetInvertMode(MGLCD_NON_INVERT); // 白黒反転しないモードに切り替え
  MGLCD.println("NON_INVERT");
}

void loop()
{
}
写真1、実行結果
写真1、実行結果

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