前回の投稿でZEROPLUS社のLAP-CシリーズのロジアナがWindows 10に対応した事をお伝えしました。その後、LAP-Cシリーズの事を調べていたら、LAP-Cシリーズの最下位機種(LAP-C(16032))のハードウェアが、上位機種とまったく同じで、使えるメモリ容量をソフトウェア的に制限しているらしいという話がネットに出ていたので、紹介します。
詳しい話は、Illegal function callというブログのZeroPlus LAP-Cロジックアナライザを上位機種に!!(ケース開け不要に) という記事で説明されています。どうやら上位機種と下位機種は、同じハードウェアで、EEPROMに書き込む機種の情報に下位機種の情報が設定されていたら、下位機種として少ないメモリで動作するという事の様です。
このブログ記事では、EEPROM書き換えツールがダウンロードできるようになっているのですが、試してみたところ、残念ながらうまくダウンロードできませんでした。
同じブログのZEROPLUS社製ロジアナ LAP-C16128 の32ch入力改造 ~その1:準備編~という記事には、16チャンネル入力のLAP-C16128に部品を足して、32チャンネル入力に改造する記事もあります。
私はLAP-C(16064)という、最下位機種よりメモリが多い機種を秋月電子で買ったのですが、今の所、あまり困っていません。LAP-Cは、取り込んだ波形を圧縮して記録する機能を持っているので、変化の少ない信号をサンプリングする場合、少ないメモリで、かなり長い信号を記録できます。
でも、複雑な信号を解析する様になったら、上位機種への改造を試してみようと思います。