AliExpressで注文した2000本のカーボン抵抗が届いた。

私は、自分で電子回路を設計して、キットとして販売しています。そのため、抵抗やコンデンサなど、電子部品を大量に使います。リード品の抵抗やコンデンサを日本で買うと高いのですが、中国から輸入すると格安で仕入れられます。

今回は、AliExpressを使って2000本の抵抗を輸入した話を書きます。

輸入した2000本の抵抗

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リード抵抗の相場

抵抗には、リード線が付いていて、基板の穴に差し込んでから半田付けをするリード抵抗と、リードがなく、表面実装するチップ抵抗があります。

これらの抵抗の内、チップ抵抗は、国内でもまとめ買いする事で、比較的安く買えます。

例えば、秋月電子は、1608サイズのチップ抵抗の2500個入りのリールを税込み500円で販売しています。送料を考えない事にすると、1個当たり0.2円で買える事になります。

これだけ安いと、2500個全部を使う見込みがなく、例えば100個しか使わない場合でも、500円でリールを買って、残りの2400個は人にあげるなり、捨てるなりしてもいい価格です。

一方で、リード抵抗はなかなか安く買えません。

例えば共立エレショップで、1/4Wのカーボン抵抗を20個まとめて買うと、単価が4円にもなります。

1000本まとめて買うなら、単価は0.515円まで下がりますが、秋月のチップ抵抗の2倍以上です。

抵抗をAmazonで買うとどうなるか

Amazonは、最近では中国の業者が直接出店していて、ものすごく安い値段で電子基板などを売っています。たとえば、Amazonで激安Arduinoを買ってみたの記事で紹介しましたが、Amazonで、Arduino Unoの中国製の互換機を400円台で購入できます。日本のAmazonに頼んでも、出店者は中国の業者なので、中国から国際便で届けられます。

同じ様に、抵抗がAmazonで安く買えないか調べてみました。

まず1608サイズの抵抗を調べてみたのですが、見つかったものは、200個入りのテープで、価格が税込み693円+配送料となっていました。これでは、秋月の2500個500円の方がはるかに安いです。

次に1/4Wカーボン抵抗を探してみると、KOAという日本の会社の製品が100本で税込み320円+配送料で売られていました。(単価3.2円) またLinkmanブランド(おそらく中国からの輸入品)の物が100本で税込み109円+配送料で売られていました。(単価1.09円) カーボン抵抗も、100本100円で買える秋月電子の方が安いです。

大量に買って単価を下げるならAliexpress

今回AliExpressで中国から輸入した抵抗は、1kΩと1MΩの1/6Wカーボン抵抗をそれぞれ1000本ずつの合計2000本です。

2000本の抵抗の価格は、送料込みで$4.76でした。$1=110円換算だと約524円です。抵抗1本あたりの単価は0.262円となりました。

ちなみに、購入した抵抗はこれです。

カーボン抵抗を買った店のページ

また、同じ店で0603サイズ(日本でいう1608サイズ)のチップ抵抗を探したところ、200個単位で売ってくれて、95セント(1$=110円換算で約105円)でした。単価としては0.53円となるので、秋月の2500個入りリールよりは倍以上高いですが、200個単位で買えるのがありがたいです。

AliExpressのチップ抵抗の販売ページ

注文していた2000本のカーボン抵抗がやってきた

9月5日に2000本の抵抗を注文したのですが、9月13日に届きました。

次の写真の様に、内面にエアキャップ(プチプチ)の付いた封筒に入って郵便受けに入っていました。

この荷姿で投函されていた

中には、ちゃんと1MΩの抵抗が1000本と1kΩの抵抗が1000本入っていました。ついでに、会社の名刺も入っていました。”More Quantity! More Discount!!”のキャッチフレーズが素敵です。

封筒の中身

よく見ると、1kΩの抵抗の袋には、”1/6W”ではなく、”1/8W”と書いてあります。まあ、でも1kΩに1/8Wを消費させようとすると、約11.2V印加する必要があります。私の販売しているキットは、電源電圧が最高でも5Vなので、問題はありません。

ところで、以前、タオバオで1/6Wの1kΩの抵抗を買ったら、カラーコードのマーキングが悪く、色の帯が途切れ途切れになっており、抵抗値が読みにくい事がありました。下の写真は、その問題の抵抗の拡大写真です。

タオバオで買った問題の抵抗

1kΩの1/6W抵抗なのですが、赤い帯が途切れていて、角度によっては抵抗値が読めません。1000本入りの袋の中身の大半がこういう状態でした。

実はこういうトラブルがあったので、今回AliExpressで1kΩの抵抗を買い直したのですが、同じようにカラーコードが読みにくい抵抗が来たら嫌だなと心配していました。

結果的には杞憂だったようです。

今回買った2種類の抵抗

上に写っているのが、今回買った1kΩの抵抗です。下に写っているのが、今回買った1MΩの抵抗です。1MΩの黒い帯のインクが多すぎる様な気もしますが、はっきりと抵抗値を読めます。

ついでに、2種類の抵抗の袋から、サンプルを1本ずつ取り出して、抵抗値を測ってみました。

まずは1kΩからです。

1kΩの抵抗の抵抗値の測定風景

テスタのレンジ設定が写っていませんが、2kΩレンジで測定しています。測定結果は1.001kΩと、極めて1kΩに近くなっています。

次は1MΩの測定です。

1MΩの抵抗の抵抗値の測定風景

2MΩレンジで測って、971kΩでした。誤差は2.9%と、許容誤差の5%を下回っています。

1本だけ測ったのでは、抵抗の精度の評価になっていませんので、後でもっとたくさんの抵抗の測定をするつもりですが、多分大丈夫でしょう。

まとめ

国内では意外と安く買えないリード型のカーボン抵抗を、Aliexpressで安く購入しました。1000本単位で購入すると、1/6W(1/8W)のカーボン抵抗が単価0.262円で購入できました。

また、調べた所、共立エレショップで1/4Wカーボン抵抗を1000本単位で買うと、単価が0.515円と、意外と安く買える事が分かりました。AliExpressでの単価の2倍未満です。

しかし、この価格には送料(宅急便代)が入っていません。宅急便代が単価に響かないくらいまとめて買おうと思うと、抵抗を最低でも3000本以上買う必要があります。改めてAliExpressの便利さを実感しました。

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投稿者: しなぷす

電子工作サイトしなぷすのハード製作記の管理人です。フリーランスのエンジニアですが、大学の非常勤講師もやっています。

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