鉄道写真でC-PL(円偏光)フィルタを使って、効果を実感した

PENTAXのQ-S1を買ってから、どこへ出かけるにでも、このカメラを持ち歩いています。レンズが交換できるミラーレス一眼カメラなのに、小さくて軽いのがいいです。

JRに乗る機会があったので、ついでに京都駅で、特急スーパーはくとを撮影しました。

スーパーはくと(フィルタなし)

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ディーゼル特急で、エンジン音を聞けば、すぐにスーパーはくとが停車している事が分かります。(京都駅には、多分他にはディーゼル車は停車しない) ディーゼルにも関わらず130km/hの速さで疾走するかっこいい特急なので、一度乗ってみたいと思っています。

ところで、上の写真を見ると、運転席のガラスに空の雲が写りこんで、ちょっとうるさい写真になっているでしょう?そこで、カバンにC-PLフィルタフィルタが入っているのを思い出して、それをレンズに付けて、撮影しなおしてみました。

スーパーはくと(C-PLフィルタあり)

見事にガラスに写りこんだ雲が消えて、見やすい写真になっていますね。C-PLフィルタに、ガラス面や水面での反射を抑える働きがあるのは知っていましたが、ここまではっきりした効果が出るとは思っていませんでした。

C-PLフィルタは、ガラス面や水面に垂直に反射した光を抑える効果はなく、ある程度浅い角度で入射した反射光しか消せません。スーパーはくとの、あの斜めになったガラスが、ちょうどC-PLフィルタの効果が大きくなる角度にマッチしていたのかも知れません。

紅葉を撮影する時なども、葉っぱの表面の反射を抑えて、鮮やかに撮影できるらしいので、また秋に使ってみたいと思っています。

ただ、C-PLフィルタを使うと2段くらい露出を多めにしないといけないのが、最大のデメリットです。今回は停車中の列車を撮影したので問題になりませんでしたが、走行中の列車を撮影する時にC-PLフィルタを使うと、シャッター速度が遅くなって、ぶれてしまうかも知れません。

今回使ったC-PLフィルタは、ハクバのCF-CPL40Dという、フィルター径40.5mmの型番の製品です。

C-PLフィルタ

使っているビデオカメラのフィルター径が40.5mmで、そのビデオ用に、以前C-PLフィルターを買ったのですが、PENTAX Q-S1用のズームレンズのフィルター径も同じ40.5mmなので、Q-S1と一緒に持ち歩いていました。値段も1,500円程度なので、1個買っておくと重宝します。

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